国家公務員総合職のおすすめ予備校ランキング
国家公務員総合職のコースがある予備校は限られています。なぜなら、難易度がかなり高く目指す人自体があまり多くないからです。その中でもオススメの予備校をピックアップし、ランキング化しました。
※ランキング化にあたっては、合格した実績がどれだけあるか、価格面、面接対策の充実度などを総合的に勘案し判断しています。

合格者数 | 合格実績多数 |
---|---|
費用 | 【法律・経済コース】
396,000円(Webと教室併用) |
模擬面接回数 | 模擬面接無制限 |
特徴 |
|
大原のメリット
「本気になったら大原」でお馴染みの大原。テレビCMにも力を入れていますが、その背景にある圧倒的な実績が強み。実績が無い状態で広告しても誰も見向きはしないものですが、過去数十年にわたる運営実績と、多くの合格者数を輩出していることから多くの生徒が集まっています。
大原では、無料で取り寄せることができるパンフレットに21名の最終合格者の写真が掲載されています。しかしこれは一部合格者のみと注記があります。
つまり、紙面の問題や掲載の同意を得られないなどの理由により掲載できなかった、多数の最終合格者が存在するということです。
仮に最終合格者の半数が掲載されていたとして、40名以上が最終合格している計算になります。この数字は、最終合格者数を明らかにしている予備校の中でも多いです。
このことから、実績十分といえるでしょう。
大原は全面的に面接対策に力を入れているという特徴があります。
実践形式の集団討論対策・グループワーク対策・プレゼンテーション対策・・・各1回
政策研究ゼミ講義(課題→個人・グループワーク→発表→講評)・・・10回
以上、合計17回の面接講義があります。
実は国家公務員総合職は、筆記以上に二次試験や官庁訪問で不合格になる割合が多いです。特に官庁訪問では75%の人が落とされます。
このことを考えると、面接対策はかなり重要だということがお分かりいただけるかと思います。そんな中大原は17回にもわたる面接講義を実施してくれるので、とても手厚いサポートがあり安心して面接に臨むことができます。
もちろん模擬面接は回数無制限で受けることができるので、面接講義で徹底的に理論を頭に叩き込み、模擬面接で身体に染み込ませるという合格パターンを作ることができます。
また、何かの事情があって講義に出れないことがあるかもしれません。しかし大原の通学コースなら標準でWebで講義を見ることができる権利がついているため、あとから勉強することができます。
もちろん、日頃から復習のためにWeb講座で勉強しても問題ありません。何度も繰り返し講義を聞き、受験対策を万全にしたい人にはもってこいの予備校といえます。
それなのに、他の総合職対策予備校よりも10万円近く安いことも魅力的です。
大原のデメリット
大原のデメリットは特にありません。大手ですので全国各地に校舎があり、面接対策のため校舎に通うのも困りません。
強いて言えば、政治・国際区分のコースが設けられていないため、この分野を志望する方にとっては選択肢に入らないことでしょうか。
合格者数 | 受験者全体の1次試験合格率10%のところ…
⇨1次試験合格68.2%(法律区分の本科生85名中58名) 受験者全体の2次試験合格率47%のところ… ⇨2次試験合格81.5%(法律区分の本科生54名中44名) 合格者全体の内定率29.8%のところ… ⇨内定率55.3%(官庁訪問した38名のうち21名) ※2018年度実績 |
---|---|
費用 | 【法律・教養 演習付きコース】
【法律・教養 演習なしコース】
|
模擬面接回数 | 無制限 |
特徴 |
|
伊藤塾のメリット
伊藤塾のメリットは、合格率が高いことです。たとえば国家公務員総合職の法律区分の1次試験合格率は、受験者全体の10%という超難関です。
しかし、伊藤塾の塾生はなんと合格率68.2%。同じく二次試験合格率、内定率についてもかなりの数値を叩き出しています。
また、通学受講にはWeb講義もついてくるため、もっと深く理解したいときや復習のために活用することができます。
伊藤塾のデメリット
校舎に通いたい人にとって、選択肢が少ないことです。Web通信講座を設けているため講義の内容自体に問題はありませんが、教室でライバルの熱を感じながら授業を受けたいという方にとってはデメリットになります。
都心部の方でしたら通うことができますが、遠方や地方にお住まいの方はWeb通信講座しか受講できないのが実情でしょう。伊藤塾の場合、場所は御茶ノ水校で開催されます。
とはいえ、Web通信講座で問題ないという方にとってはこれはデメリットにはなりませんので、実績を見て判断すれば大丈夫です。
伊藤塾の割引
また、このサイトから講座申し込みをすると、期間限定で割引を受けることができます(※リンク先のサイトにあるクーポンコードを利用してください)。その金額は「本科生(講義+演習のコース)」の場合で7万円と大きな割引ですので、タイミングの合う方はこの機会に申し込みしましょう。
通常、例年4月~5月末までこの割引が適用されますが、タイミングを逃してしまった場合は通常料金となってしまいます。
しかし、いつまでも悔やんでいては何も始まりません。試験に合格するためにも、できるだけ早く試験対策をすることが大切ですので、必要経費と割り切って次の行動に移りましょう。
合格者数 | 不明 |
---|---|
費用 | 【法律・教養コース】
【経済・教養コース】
|
模擬面接回数 | 模擬面接、模擬集団討論無制限 |
特徴 |
|
LECのメリット
具体的な合格者数は公表していないものの、合格実績が多数いるということです。30年以上にわたる公務員試験対策予備校としての運営実績からみても、実績があることに間違いありません。
また、Webでの模擬面接を受けることができることがLECのメリットです。遠方にお住まいの方でも徹底的に面接対策をできるのはとても心強いことです。
なぜなら、総合職試験では最終合格した後に行われる官庁訪問を経て内定となるのですが、最終合格者の1/4の人しか内定をもらえないほどの難関だからです。
つまり総合職試験においては、筆記試験だけでなく面接対策にも力を入れる必要があるということです。
その点、LECであれば面接対策が疎かになることはなく、内定をもらえるレベルまで徹底的に模擬面接を繰り返すことができます。
LECのデメリット
LECには、LECが直接運営する本校と提携先企業が運営する提携校とがありますが、提携校には本校と違って生講座がありません。ではどうするかというと、Web講座を教室の視聴ブースで受講するというスタイルになります。
講師による生講座を受講したい人にとっては注意が必要となります。しかし、本校スタッフが定期的に提携校に巡回するなどのサポートもしており、サービスは手厚いといえるでしょう。
LECの割引
LECには退職者・離職者割引と、未就職割引というものがあります。全コースを対象として、それぞれなんと20%の割引がされます!
20%の割引率はかなり大きいため、離職者や未就職者の方であればLECを利用することをおすすめします。